龍馬伝 第24話

にしかっちゃん

2010年06月19日 07:17



沖縄のラジオ局
http://www.okinawa-paradigm.com/radio.html




大河ドラマ 龍馬伝 について語るこのシリーズですが、
今回は第24話『 愛の蛍 』 についてです。

今回の見所は、深山宗林 と 蛍 のシーンです!

両方とも見る人によってどう捉えるか、どう感じるかが
非常に難しいシーンでしたが、私の見解を述べま~す。


まずは、深山宗林。

半平太と弥太郎の牢獄でのシーンと対比するような形で、
容堂と宗林の茶室でのシーンが流れるのですが、容堂が
あれだけ宗林に心酔している様子からして、有名な茶人
であり、人としても一目置かれる方だったと思います。

容堂(大殿様)のために懸命に働いた半平太。

しかし、容堂にとっては目の上のタンコブでしかなかった
半平太…。

今までの経緯で誰もがわかるその大きなズレを象徴する
形で登場したのが、宗林ではなかったでしょうか?


そして、今回のタイトルにもなっていた蛍。

この蛍は、牢獄にいる半平太と、神戸に戻ろうとする龍馬
のシーンで登場します。

半平太とのシーンでは、妻である冨との愛を象徴する形で、
龍馬とのシーンでは、亀弥太をはじめとする己の志のため
に懸命に生き、死んでいった土佐の志士の思いを龍馬が
再認識し、自分の志を思い起こすために登場しました。


両方とも何気なく見ているとあまり意味のないシーンのよう
に思う人もいるかもしれませんが、人に対する思いの難しさ
を語るにはとても意味のあるシーンでした。

全てのことに意味がある!



   毎日のごはんをちょっぴり豪華に!

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