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2010年05月27日
龍馬伝 第21話
沖縄のラジオ局
http://www.okinawa-paradigm.com/radio.html

大河ドラマ 龍馬伝 について語るこのシリーズですが、
今回は第21話『 故郷の友よ 』 についてです。

今回の見所は、タイトル通り友を思う龍馬についてです。

山内容堂が本格的に土佐勤王党の弾圧に乗り出し、半平太も
捕らえられてしまいます。

龍馬はどうにか捕らえられる前に半平太を説得し、助けたいと
考えていましたが、勝海舟に引き止められ、結局は救うことが
できませんでした…。

今回のポイントは、最終的に人を救うことができるのは、
やはり人なのかなぁということです。

話が少しそれるかもしれませんが、武田信玄公の名言に
『 人は城 人は石垣 人は堀 情けは味方 仇は敵なり 』
という言葉があります。

どんなに立派な城を立て、堅固な石垣や堀で防御しても、人の心
が離れてしまえば、世を治めることはできないといった意味です。

人は情けによって失敗することもありますが、情けは人の心を
つなぎとめ、物理的なものよりも最終的には勝るものであり、
人を信じ、愛し、尊重し合う関係があってこそ、結果を出すこと
ができるという考え方だと思います。

人は心から信じてくれる人には誠実であろうとしますが、その
逆の人に対しては、それなりの対応になってしまうものです…。

人格を磨くことをおろそかにしている人には魅力を感じない
ものだし、信頼関係は成り立たない。

半平太は半平太なりに国(朝廷)を思い、藩(土佐)を思い、
お殿様(容堂)を思って懸命に働きましたが、悲しい結末を
迎えます。

龍馬と半平太の違いは ”考え方” だとずっと思っていましたが、
もしかしたら一番の違いは、人との接し方や、距離感だった
のかもしれません。

あなたには本当にピンチになった時、損得などは関係なく
助けてくれる人が何人いますか???

私は、…。


Posted by にしかっちゃん at 07:06│Comments(1)
│龍馬伝
この記事へのコメント
すごくいい言葉でした。
あの時代にあって、勤王も佐幕も一様にお国を思っての行動なんですよね。それを思うと感慨深くなります。
ありがとうございました。
あの時代にあって、勤王も佐幕も一様にお国を思っての行動なんですよね。それを思うと感慨深くなります。
ありがとうございました。
Posted by 沖縄フォトリーディング読書会 at 2010年05月27日 22:42
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